STUDY

都内私立底辺校の日常

 

私、高校はいわゆる底辺校へ通いました。

偏差値的には40台前半?

大学進学率は0%、学年は25人、校舎はオンボロで木の床の教室(水拭き厳禁)

そんな小さな学校です。

 

と言っても、実は当時私が通っていた学校は、男女別学制でしてね。私が所属していた女子部がそうだったというだけで、男子部はもうちょっとしっかりしてます(?)

一クラス35名前後で、学年6クラスくらい?校舎は新しく、最上階にはホールがあったり、エレベーターも完備。

女子部と男子部はカリキュラムから何から違いまして、女子部としては、調理室をたまに使うくらいの行き来はしましたが、基本的に交流はありませんでした。

この男子部は進学に重きを置いていまして、大学進学者ももちろんいました。

一方の女子部は、大学進学者はゼロ、短大進学者は数年に一人で、卒業時にはほとんどが専門学校進学か、就職、フリーター、プータローという、のびのびとした雰囲気です。

 

そんな女子部入学時、担任の先生に言われたことは、

「高校を卒業したと言うことが、自分の人生でプラスになることがあるので、とにかく全員卒業することを目指しましょう」

確かに、勉強が好きだったり、学校が好きだったりする生徒はいなかったように思います。

そして、先生がこれを話してくれた1週間後に、さっそく一人退学しました。

 

女子部はとにかく人数が少ない。普通科と商業科の2クラスありますが、学年全体は25名で、クラス替えはありませんし、科目選択も基本的にありません。

一年次の芸術(音楽か書道か)は選べましたけどもね。

一般受験する生徒もいないので、文理選択で受講教科を分ける必要もなく、みんなで同じ授業を受けます。

 

この人数の少なさですので、部活は月に数回の茶道部か、ソフトボール部の二択。私は何となくソフトボール部に入り、3年間続けました。部活の合宿は、学校の礼法室での寝泊まりでしてね。深夜の時間帯は学校をウロチョロできますので、夏のイベントとしては抜群でしたね。

 

おもしろかったのは、3年を通して座禅の授業があったこと。毎週土曜日にお坊さんが来てくれて、座禅を組みます(90分授業)

他には、一年次礼法、二年次華道、三年次茶道の授業があったりしましたね。

家庭科の授業は、先生方かなり力を入れられていて、浴衣を反物から仕上げて着付けを習い、文化祭でファッションショーをしたり、セーターを編んだりと、何かと実用的なプロジェクトを多々経験しました。

 

文化祭の売り上げは一部寄付をして、残りは生徒の総取りというとてもやる気の出るシステムでしたので、

スーパーでアルバイトしている子が安く野菜を仕入れ、クラスでチヂミ屋さんを開店し、男子部の生徒に売り続け、かなり売り上げを出した思い出もあります。

 

本当に、いろんな生徒がいました。私の知らない世界の話をいっぱい聞いたりもしましたし、高校生なりに自分たちで考えて、行動してみて、怒られて。

 

女子生徒ばかりのクラスでしたので、もちろん人間関係がごちゃごちゃすることも多いものの、3年生の時にはなんとな落ち着いている(?)状態にはなりました。

コミュニケーションってむずかしいな、人間関係ってどうしてこんなに複雑なんだろうと、そんなことをあれこれと人生で初めて考えて、そしていろいろと学んだ期間でしたよ。

じゃあクラスみんな仲良しかって言うとそんなことはもちろんなく、卒業してからも連絡を取り合っている子は一人くらいなもんですが、それでも3年間過ごした学校ですのでね。思い出すと懐かしいなぁと思いますわね。

ABOUT ME
JOY
大学卒業後、教員として働く。その後、オーストラリアでのワーキングホリデーを1年間たのしみ、生きることのおもしろさをとことん味わう。今まで大事にしていた価値観を、「おりゃ~!」っと、投げ捨てて、もっと自由に、おもしろく過ごすための生き方を模索中。