現在の所、私の人生で一番の大きな決断は、ワーキングホリデーに行ったことです。
2017年の夏にオーストラリアへ行くことになるのですが、その当時、まさにアラサー。新卒で就職した学校法人を2015年に辞め、法律事務所でアルバイトをしながら、行政書士になるべくスクールへ通い、試験勉強を一生懸命し、二年連続で失敗。
一年目は勉強期間も半年程度だったので、まぁ、こんなものだろうと思っていたけれど、そこからさらに一年以上時間をかけた二年目は、受かる気持ちでいたので、大変ショックでした。
試験は年に一回しか開催されず、ここからまた一年勉強と考えた時に、とても気持ちが落ちてしまったのを覚えています。
秋の試験が終わり、少々時は過ぎ、数カ月後の2017年の年始頃に、思いました。
ああ、3月には30歳になるのに、仕事もない上に、独身彼氏なし。大学の同期は社会人8年目でバリバリ働いていたり、転職をしたり、結婚をして子供を育てている子だっているのに、私には何もない。
本当に何も持ってない。
え、何も(縛りが)ない?
ってことは、何でもできるじゃん!
笑
こんな風に、イイ感じに開き直れましてね。そこで、今一番したい事って何だろうって考えた時に、わたし、人生で唯一後悔していたことがあったんです。それは「留学」へ行っていない事。
高校生くらいの時から、大学生になったら留学に行くんだと思っていたはずなのに、なぜか大学生の時には行かず。そのことを社会人になってから「どうして行かなかったんだろう」と後悔していたんですよね。
さあ、アラサー何も持ってない子さん。無念を晴らすチャンスです。
学生時代に思っていた留学の目的は「勉強」ではなく、「海外に住む」事でしたし、大人になって海外へ行きたいと思った気持ちも変わらず「異国に住んでみたいのじゃ」でしたので、語学留学ではなく、ワーキングホリデーの制度で、一年ほどオーストラリアへ行くことに決めました。
そして、この体験が、その後の私の人生を大きく変えてくれる経験となります。
ワーホリ後とワーホリ前で何が大きく変わったのかって?
それは次回のお話。